サツキは、久しぶりに会った高校時代の親友フミと紫陽花を見に行こうとしていたのだが、その日は生憎の雨だった。近況を話しながら歩いていた二人だったが、会話の途中で、サツキは突然立ち止まってしまって……。
通販にて金額上乗せ特典として配布した読み切り掌編小説です。【二〇二三年五月二十五日発行】