オパールの竜
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「わたくしに何用か?」
その竜の身体は生身の白と、様々な青が煌めくオパールが融合していた。
鉱石の睫毛の下から覗かせるオパールの瞳の美しさに、私は息を飲んで固まった。
【オパールの竜・ライア】
宝石の竜。嘴、翼、胸部から腹、尾がオパール化している。
しかし胸部のオパールは肋骨のようになっているが中は空洞となっている。
佇まいと言葉遣いから気品の良さが漂う。訪れた者に対して穏やかに接する。
使用画材/アクリルガッシュ