音楽から着想して物語を作ってるので、作画したものを単独でパッと見た時にその絵からその音が鳴ると「よし」って思う。

ちなみにこれは最初の話の一枚で、タイトル名はその曲名です。(しっくり来すぎて結局タイトルもそのままつけた。)ふっ、と見たらあの音が頭の中で鳴り始めたので、あぁ、できてたんだ、と。原画描いたのが多分2年くらい前なので、ちょっと間空いてました。

あの曲、めちゃくちゃ世界生まれる音するんですよね…。もうそれにしか聴こえない…し、聴くたびに「すげええぇぇ…」て思う。当の作者さんが何を思って作られた曲なのかは存じ上げないのですが、私にとっては分子がごんごん動きながら世界を作っていく、宇宙で星が生まれる時を音楽にしたらこれなのでは？て思っている一曲です。

創作と外からのインスピレーションとの関係というのは、密接な関係でありながら別物でももちろんある。私の中に発想がなければ外のものを聴いて着想することもないわけなので、音楽からとはいっても、一体どちらが鶏でどちらが卵なのかと言われたら、それはどちらでもないなと思う。

さておき、このシリーズ全ての話には完全なるメインテーマが必ず一曲はある。ので、絵からそれが(私の中で)鳴ったら、ビジョンにまっすぐに具現化できてるんだな、というサインになるのですよね。

こういうのが、楽しい…。。

……て画像のスキャン日時見たら、なんと3年前でした。

さっ…3年…。。

時間過ぎるの…速すぎない…？？