森の奥深く、宝石のような花に囲まれた道を進んだ先に、迷信と言われている小さな花屋が存在する。
そこはカプリース魔法花店。花言葉を現実に出来る神様の店だった。
花をこよなく愛する青年は、勤め先の花屋の閉店が決まったと同時に花が人々から求められていない現実を深く実感する。
そんな彼はある日、花に力を与える神、花神少女を助けた。
お礼に花を貰った青年は、花の花言葉で自身の望みを叶えるが……。
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花神少女の魔法花店
読み切り/連作短編/ファンタジー/青年+中学生