アイオライトは「ビジョンの石」と呼ばれ、「海賊が航海するときに羅針盤代わりにしていた」という言い伝えがあります。

この石の大きな特徴は、太陽の光が当たる角度によって色が変わる点。光に当てた際に青く光った方向に進むことで、嵐に遭遇せずに安全な航海ができると考えられていたようです。

日本では、3月の誕生石としても知られているアイオライト。 アイオライトが3月の誕生石となった理由は、鉱物名である「コーディエライト」の名前の由来となったフランスの地質学者ルイ・コルディエの誕生日が3月だったからです。 和名では「菫青石（きんせいせき）」と呼びます。