愛し方が分からない
心急くあつさ
いつものように任務を片付けて賞金首狩りでもするかと思ったがリーダーから連絡が入る。直ちに帰還し休息せよとの事だった。飛段は喜びの声を上げ早く帰ろうと急かすが一人位は狩ると言い後ろから文句を垂れ流すのを耳に入れずにふと考える。あぁそういえば誕生日が近かったか。予想は的中しサツキが好物を振舞ってくれた。仄かに笑みを浮かべながら調理をする姿は愛らしい。
布団の中ではまさかサツキの方から誘ってくるとは思わなかった。必死にせがむそれには襲ってしまいそうだ。だが他メンバーが全員いる中で出来るわけはない。サツキはこんなにも自分を出せるようになったのか。それができるようになったのは淋しさ故なのか。
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