くるるん生誕祭
上の句の「くる」は「くる」を導き出す序詞です。くるるんの発音する「くる」に込められた、トロピカる部の面々とふれあう中で感じた喜び、安心、期待、感謝など様々な想いがとめどなく溢れるシャボンピクチャーのように想起されます。
また下の句「くる」は「くる」の掛詞です。「くるるむ」は願望のくるるん終助詞であり、グランオーシャンの臣民たちにおいても自分と同じくトロピかっていてほしいという、愛する故郷を想いつつも、どこか郷愁の念に浸るもの寂しさを感じます。
「くる」が多用され、読みやすく親しみやすいながらも、ふんだんに技巧の凝らされた読み応えのある歌となっております。