床描きました。床っていうか路上のつもりです。

描きました！って見せるもんでもないですが自分では気に入ったのでよろこび。

見せるに足るかはさておき自分だけがたのしい、こんなことばっかりやってます。

そういう絵でもノートや紙に描きたまっていけばなんかそれなりになる気がします。やっぱ物体って力がありますよね。

でも自分はPC上にデータが入っているだけなので、それなり感うすーい。たまにはそれなり感感じたーい。

なんしかアナログで絵を描くのは苦手意識があります。ほんでどう考えても自分にはデジタルのほうが便利で向いてるし。

でも作業によってはアナログのほうがやりやすいな…ってやつもある。

自分の場合定規系がそうで、まあ～なんて便利なの～って思いながらデジタル上の定規を使っていることもあれば、きえぇい！画面に直接定規当てた方が絶対早いわい！！というときもあります。

実際、液タブユーザーはリアル定規を当てて作業する人もいるらしいですよ。自分はちっちゃい板タブなのでそれはできないんですが、ちっちゃい板タブでの作業をだいぶ気に入ってるからしゃーない。

線の感じもそう。基本的にアナログ感ある線が好きだし、アナログ独特のゆらぎみたいなのがカッコイーな～って思ったり、デジタルのきっちりぴっちしみたいなのもだーいすき。

とはいえデジタルのパワーを借りるとどうしてもきちぴししすぎるケがあってむずい。

だから究極は「きちぴししたアナログイラストの感じ」をデジタルで描きたいなってことになるんですけども。いうとりますけども。

ね～。むずいわそんなん。好みの度合いも日によって変わるし。細部にこだわりすぎる特性も相まって一生やってますよ。ずっとこねこね固まらん。

後で全体を見ればあのこねこねあんまり意味なかったなってことがほとんどなので、自分以外の人が見たらなおさら違いのないことなんでしょうね。やぁ無情。

でもなぁ。自分がたのしくないと意味ないもんなぁ。結果に違いがなくても徒労でも自分がたのしかったからいっかって思うようにしています。というかなってまう。

部屋中にくちゃくちゃの粘土がころがっています。

お仕事や頼まれて描くとなるとその点では逆にやりやすくて助かったりします。自分以外の指針がひとつ以上発生するので。

締め切りとか事務的なことだけじゃなくて、自分的なぶち当たりがあっても「相手がよろこんでくれるのは？」っていうこね方ができて、そのことで自分がたのしいからちゃんと固まる。

ね～。それがもっとうまくいけば人生動く歩道なんですけどね。僕らも漫才がんばっていかなあかんないうとりますけども。

結局今日もたのしくくちゃくちゃ粘土です。そのうちそれなりに固まるでしょう、多分。

ノートの上に乗ってるのは愛用してるOpt.ってシャーペンをモデルにしました。実物はもっとボロボロ。