劇場案内人のイスケレ
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名前…イサク
どこかにある水妖のメルが営む劇場の、イスケレである劇場案内人。劇場が出来る前からその土地に存在しており、いつ死んだかも不明。何も覚えておらず、ただ骨をガチャガチャと鳴らすしか能が無かった。ある日、自分が縛られている土地に劇場が出来、そこで素晴らしい歌を聴く。「この歌声、いつまでも聴いていたい!」そう考えた彼は、劇場で働かせて貰おうと支配人に頼み込もうとしたが、時すでに遅し。劇場は閉館し、以後半世紀以上も次の支配人が来るのを待ち侘びていた。時が経ち、メルが新しい支配人となった劇場でようやく念願の案内人となり、あの歌声に巡り合うことが出来た。