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寺遊伝
¥600
書籍|B6
100ページ
2020年9月発行
(「からす文庫」より委託販売いたします。表紙:サクラ伎)
今作では平安末期~鎌倉初期にかけて、仏像彫刻の世界に現れた仏師「運慶」と「快慶」を中心に描いております。
仏師・運慶は「鎌倉殿の13人」に登場しました。その作像は、最終回の政子の行動に関係する一因になってましたね。
義時の父である時政が京都守護職に任じられた時に、九条兼実から紹介されて北条氏の菩提寺に安置する仏像の制作依頼を運慶が受けていました。
このシーンは本書にも収録しております。
「運慶」と「快慶」は東大寺南大門の金剛力士像で有名な二人ですが、その実像についてはなかなか知られていない事も多いと思います。
手に取ってくださった方が、そんな当時の空気に触れていただけたら幸いです。
収録作品
「丹後巧匠」 「運慶願経」 「小野の浄土」 「現代の慶派」 「大仏開眼」 「亀裂」 「七十二日」 「継承」 「仏のかたち」 「老舗和菓子屋の本気」 「青春の影」