【改】月下花間二人酌 10周年記念版
【試し読み】露香に凝らす憧憬
この地に住む者は皆、さまざまな角を持って生まれる。
幼い頃に憧れていた酒を思い出したガゼルは、なくなってしまうふるさとに残る唯一の思い出を語る。
もう遠くなってしまった記憶に宿るのは、角飾りが鳴らす音のような幼い声だった。
ガゼル角×鹿角の孤独と痛みに宿る愛の話。(『月下花間二人酌』シリーズ2話)
Kindle ダイレクト・パブリッシングにて電子書籍販売中。
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