〈小説〉篤き恩寵のイェンダ

〈小説〉篤き恩寵のイェンダ

少年よ、神を抱いてひた走れ

少女を神として祀り、蛇神の災いと共存してきた山岳集落イェンダ。16歳の少年ラケは、現人神ディヤの足代わり《神の御脚》として仕えていた。
長きに渡り平和だった集落は、祭りのさなか黒い小蛇の群れに襲われてしまう。
迫りくる災いを背に、ラケはディヤを抱えてひた走る。すんでのところで災いを振り切るも、目の前には蛇神と名乗る、異形の男が立ちふさがっていた。
――人と神が織りなす、誇り高き天険の地の物語。

※この物語はフィクションです。あらゆる国・地域・民族・文化などとは一切関係ありません。
※一部に災害や精神的苦痛の描写、前時代的な価値観を含みます。あらかじめご了承ください。

イラストはこちら
https://xfolio.jp/portfolio/willerik0213/series/1967360

こちらにはカクヨムやnolaノベルで連載していたものを改稿した書籍版と同じ内容を掲載しています。完結済みですが、順を追って投稿予定です。
校正協力:千歳叶様
https://xfolio.jp/portfolio/chitokyo
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