公開投稿
2025.06.07 12:00
⬛️👹で出られない部屋迷路
※二次創作SSです。
・デス要素はありません(勝手に⬛️が死にかけたりします)
・👹くんは無事です。(が、下ネタに触れざる負えない感じではある)
・最後に元画像を貼ってます。
↓
「ここは一体…」
起きたらなんだかいつもと違う雰囲気の場所だ。
「っ、になくん…これ…(手招き)」
「…これは『やぁ、君たち二人に特別な迷路を用意したよ。是非楽しんでほしいな。』GMさんからの?(やったぜ。)」
「うっ…;」
「おにかどくん、大丈夫です。いざとなったらおれを食…いえ、出ましょう。こんなところ。」
「??…う、うん。」
【手を繋がないと出れない部屋】
ガチャ…
なんと、もう手を繋いで入ったので通過するだけで終わった。
「(えぇ…)」
「(な、なんの部屋だったんだろう…)」
【1分間見つめ合わないと出られない部屋】
「い、1分かぁ…(嬉しいような悲しいような)」
「に、になくん…(じっ、)」
「は、早いよおにかどくん…ちょ、ちょ…ちょっと心の準備を……」
「う、うん…(じっ、)」
「ハァ…ハァ…(お、落ち着かない…)」
【苦手な食べ物を食べきらないと出られない部屋】
「う、うわぁ… ボウル1杯のひじきの煮物……」
「になくん…(ひじき)苦手?」
「あ、あん…まぁ……お、お…おにかどくんと一緒なら大丈夫です。ンヘヘ…」
覚束無い手つきで箸を取るおにかどくん
「手伝う、ね…。」
「あ、ありがとう。…えっ、………あのよければ、いや。あの……」
「…??おいしいよ。」
「いや、何でもないです。たたた食べましょ。」
【それぞれメイドかミニスカポリスにコスプレしないと出られない部屋】
「えぇ……っと」
「…こ、こすぷれ……;(過去の思い出が蘇る!)」
「おにかどくんはメイドに…おれが、おれは………ミニスカを………穿くので……っ、」
「わ、わかった……」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「(ヘヘ……なんか手錠ついてきて嬉しいかもしれん。……おにかどくん大丈夫かな、)」
更衣室に近づく不審なミニスカポリス。
「に、になくん…そこにいる?ちょっと……」
「はいっ!…な、なんでしょうか!?」
「て、手伝って…;」
「ヒョ、え…!?えっ…!えっ…え…と」
「エプロン…(できなくて)……っ;」
「わわ、わかりました。だ、大丈夫ですっ!ちょ、ちょ……入るよ…?」
ここから記憶がありません。
【パフェをあーんさせて食べさせ合わないと出られない部屋】
※多分コスプレ引き継いでないはず。
「ヤ、ヤッタ…パフェ食べれる!(個人的におれが入りたかったので来ました)(白々しい喜び)」
「パフェ…!」
「お、おにかどくん……おれの口に……あの、ください。…は、運んで。」
「うん…(頷く)」
ゆっくりと運ばれて行く生クリームの乗ったプリン
「い、いただきます…(生きててよかった)」
(てっぺんのチェリーはおにかどくんに差し上げました。)
【小学五年生用算数ドリルを完成させないと出られない部屋】
「あぁ~こういう…の…か、(おにかどく~ん♡たちゅけて~♡(^p^))」
「になくん、分かるところ……だけでも、」
「は、はい。……おぉ…(ゾーンに入っているのか…集中して問題を解いている…)」
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「つ、疲れました…。」
「ふふ…になくん、(頑張って)偉い。偉いね。」
「なっ、…おおおにかどくんのが偉いよ、え、偉いんです。」
「ありがとう…(一緒にできて)楽しかった。」
「え……さ、算数ドリルが…?」
「うん。(即答)」
【感動映画を観終わらないと出られない部屋】
「映画かぁ…(眠くなっちゃうだろうなあ、いやっ、でも、おにかどくんがいるのに…?)」
「…『カエルのプーたん、地球を救う』、カエル……?」
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「…あ、あぁ…プーたん;(なにかプーたんを犠牲にせずとも助かる方法はないのか…!)」
「…おじいさん;」
病気で途中退場した(プーたんの育ての親の)おじいさんを失ってショックな様子のおにかどくん…
気が付く土門新名はおにかどくんの肩を寄せていた。
「…か、悲しいよね、親のような存在が……いなくなっちゃうのは、」
「…。」
「…大丈夫だよ。」そう呟くと優しく背を撫でた。
【走り回る子犬を5匹捕まえないと出られない部屋】
「ウォワァァァァ!!」(大群も小さい動物も苦手)
「ヒェェェ……;;」(困惑)
(キャンキャン ワンワン クーン…)
腰を抜かした土門新名に群がる子犬たち。
「あっ、あっ、あっ…乗らないでくだs、んっ、舐めちゃダメです!く、くすぐったいですっ、あぁん♡あぁ♡」
「…ひ、ぅ…、大丈夫…大丈夫……、」
おにかどくんに優しく抱き上げられゲージに戻されし子犬達。
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「可愛かった…。」←触れ合ってるうちに子犬に慣れた。
「ヘヘ…おにかどくんの手、ベチャベチャにされてたね…。」←キモい感想。
【お揃いコーデで頬ピタ写真を撮らないと出られない部屋】
「ヘヘ…な、なんですかこれは;(うおおおおおおおおおおお!)」
「写真…?撮りたいな。」
シロウ様が作ってくれた記念Tシャツ(大きな黒い四角と鬼がデザインされている)を着た二人。
「おおお揃いなんて……ヘヘッ、ハハ……なんか……」
「になくんとお揃い…嬉しい。」
「ホホ…ホホ……おれも嬉しいです。エヘヘ…んファ…ハァ、………頬………つけないとダメだね……?頬、つけよっか?」
「う、うん…。(なんだか新名くん震えてる?)」
ここから記憶がありません。
【5分間ぴったり抱きしめ合わないと出られない部屋】
「ご、5分も!?(さっきのできたしいけるやろ…)」
「に、になくん…(両手を広げて待っている)」
「ハァ…ハァ…おにかどくん……!」
抱擁中‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「…。(なんだかすごく心が満たされるな…)」
「…。(になくん…大きくて心地が良い……)」
ガチャ
「!…あっ、開きました…!」
「…ぁ、眠くなっちゃって……うとうと…してた。」
【後ろからギュッと抱きしめて1時間経たないと出られない部屋】
「(おにかどくんを…ね、寝かす気か!?)」
「になくん…(ぎゅう…)」
「お、おっふ…横になりましょうか?この、まま……」
「うん…」
不意に後ろから抱きしめられ、敷かれている絨毯の上に横になる
「(お、おれはこの壁を見てるだけか……手が解けないようにしてもらわないと……)」
「…ぁ!」
「っ、お…っ゛……!?」
「ね、寝そうに…なってた……。」
「大丈夫ですよ、おれが上から補強しておきますね。(なんかコアラの親子みたいだな…)」
背中に彼の額の温もりを感じながら幸せな時間を過ごした。
【相手の目を見て心から「好きです」と言わないと出られない部屋】
「…に、になくん……;」
「ちょ!ちょ、ちょーっ…とちょっと待ってください!…。」
「好きです」その言葉が付いてくるだけで、お互いの目を見るのが心なしか気まずい🏊
「……ああの、おにかどくん、」
「…う、うん?」
「…おれの目を見ていてください。」
「??エヘヘ…になくん、す…
「「好きです」」
「……あ、(あぶねぇぇぇぇぇぇ…おれのセリフがナチュラルに奪われるところだった!)」
「になくん、かっこいい…。」
おにかどくんはパチパチと拍手してくれている。
「かっこいい、ですか……(か、顔が熱すぎる…)」
「熱そう、」そう言うと手で扇いでくれた。
【媚薬を飲んで2時間しないと出られない部屋】(一瓶のみ)
「…!(ほらも゛~!すぐこういうことする!!すぐこういうことする!!)」
「び、びやく……(ってなんだ?)」
「とりあえずおれが、飲みます…。おにかどくんはおれから離れて……、」
「ぅ…わ、わかった……;(大丈夫なお薬?)」
「ハァ………(エナドリみたいに一気に飲もう…)」
「に、になくん…」
「は、はい?」
「が、頑張って……」
「(グイッ)」
「頑張った…ね。」
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「…。(熱い…し、死ぬ…大きな黒い四角が大きな黒い三角になってしまいました。)」
「だ、大丈夫?になくーん!(すごい顔色…)」
心配そうに部屋の角から歩み寄ろうとするおにかどくん。
「だっ!…おれは大丈夫なので!こ、こっち来ないでくださひ!」
「…横になってからだいぶ…経った、から……し、心配……。」
「お、おお…おれは全然元気です!(ち、違…おにかどくん…おれ、立てないんだ…。)」
「よ、よかった…。」
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ガチャ
「…!になくん」
「…!」
「た、立てる?」
「あっ、あぁはい……」
土門新名の汗と涙をハンカチで拭ってくれるおにかどくん。
「(毎回思うけど、いい匂い…。)」
「に、になくん…、外だよ。」
「あっ、はい………。」
「げ、元気…なくなっちゃった…?」
「あ…いや、そんなことはなく…て、」
「…???また…一緒に迷路、行きたい…。」
「え…っ、」
「一緒だと、楽しくて……、(遊んでくれて)ありがとう。」
「……っ、う゛っ゛!…あっ……ハァ……、」
【完】