祖父母に預けられ、迎えに来ない父親を一人、待ち続けるみーこ。
そんな、みーこの前に叔父を名乗る男性が現れる。
そして始まった、おじさんとの奇妙な共同生活。明かりが灯っている家、誰かと一緒の生活、ただそれだけのことが眩しく映る。みーことおじさん。
そこに芽生えたのは、恋か。憐れみか。
おじさんがやってきて、もうすぐ1年になる。
あの時、あこがれた全てをおじさんがくれた。
おじさんのとなりが私の居場所になっていた。
だから、忘れていた。失う痛みを、悲しみを。この関係が永遠に続かないことを。おじさんとみーこ。2人が出した答えと結末は…。