「ふたりの初めて」から10日――淡河実永(おうごみつなが)は、ある意味、生殺しのあの頃より飢えている気がしていた。
できることなら毎日でもかれんと身体を重ね、より強く想いが伝わる喜びを何度でも味わいたい。
そんなある日、両親不在の日ができて――?
『一条かれんは誘惑する』『淡河実永は生殺しがつらい』シリーズに続く、甘いベッドタイムを集めた商業未発表作品集!
著者:藤谷陽子