テレーザ
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ダンス教、改めアヴァリス教の司祭。
とはいえこの立場は建前的なもので、実質的な組織運営はイレーナに一任している。
イレーナの双子の妹。生い立ちはイレーナと同様。
家が寂れてきてから住み着いていたドブネズミを密かにペットとして飼っていたが、ある日それを知った父親にドブネズミを捨てられてしまう。
激昂したイレーナは「このままでは、自分たちの所有物をいつどうされるかわからない」として家族との絶縁を決意。
テレーザも姉を信じ、ともに家を去ることとしたのであった。
よく言えば天真爛漫、言葉を選ばずに言うと何も考えていない性格。
面白そうなことにはとにかく首を突っ込み、何かと騒動を起こしがちなトラブルメーカー。
しかしそんな裏表のまったくない彼女の在り方に対するファンもまた多い。
苦労しながらも自分を養ってくれたイレーナに対して報いたい、という気持ちが強い。
一応は「お金を稼ぐ」ということに対してある程度の意識はあるが、「姉が喜ぶから」という理由が大きい。
普段はテレーザの行動をイレーナが引き留めることが多いのだが、ことお金絡みになると冷静になれないイレーナをテレーザが抑える、という場面もまた多い。
ある意味で実にバランスの取れた姉妹関係ともいえる。
ダンスの性質は姉とは正反対で、見る者の気持ちを激しく燃え上がらせるものが多い。辛い気持ちを彼女のダンスで鼓舞され魅了される者が後を絶たないようだ。
持ち前の元気さで姉を支え続ける、いかにも彼女らしいダンスと言えよう。
・戦闘スタイル
ダンス・ダンス用装具を用いた主に精神面への攻撃。ダンスによる召喚の儀式。
フットワークの軽さも姉と同様だが、本人の”ノリ”が重要となるアクの強い攻撃が特徴的。
・技
敵の冷静さを奪うダンス「アゲアゲ☆ダンシング」、ミラーボールが光を放つ「ミラーボール☆カモン」、投げると爆発するポンポン「ポンポン☆ダンシング」など。
・必殺技
真上に飛び立つフェニックスさまを呼び出す「鬼アゲ卍フェニックス」。