フロード
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「欺瞞(ぎまん)」を司る冥神。
老人のような話し方をしており、リューディアに創られた冥神の中でも特に最初期の存在だと思われる。
常に謙虚な姿勢を崩さない、好々爺のような性格を取っている。
「自分の実力など取るに足らない」と話してはいるものの、その術の力は冥神の中でもかなりの強さ。
しかしながらどうにも本心の読めないのらりくらりとした態度を取っているため、信頼してくれるパートナーは長い間見つかっていなかった。
冥界にやってきたジュディスと出会い、フロードの術が魂の救済のためには不可欠と考えたジュディスは力を貸してほしいと懇願。晴れて契約を結ぶことができた。
フロードの人の心を疑心暗鬼にする力は、霊能力を操る彼女の視覚的・精神的に惑わせる力をより一層強力にすることとなる。
もとは原生生物のような抽象の姿だったが、ジュディスと共にいるうちに彼女の影響を受け、歪(いびつ)なサイコロのような具体の姿に変化してきた。
・戦闘スタイル
どんどん細かく分裂して増えていく弾。
敵の周囲を剣が取り囲み、そのうちのいくつかを実体化して飛ばす。
など、見る者を惑わせる幻術を得意とする。
相手を幻惑状態にさせ、自身の分身を次々に飛ばす攻撃は強烈。