ドーゲンス

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「耽溺(たんでき)」を司る冥神。


もともとは思慮深く、慎重に言葉を発することもあってどこか厳かさを感じさせていた。

様々な知識を得ることに大きな興味を持っており、冥神の中でも特に多くの情報に通じている知恵袋的存在。

しかしその中でアルコール飲料のことを知り、試しに作って飲んでみた結果、その味の虜になってしまう。

冥界にある材料で作ることができる「アビス・ビア」なるビールを飲んでいないと落ち着かなくなり、飲酒の道に深く没頭することとなっていった。

そのため現在は一見するとただの酔っ払いのようなラフな性格となったが、そのおかげで周りの冥神たちからするとやや付き合いやすくなったらしい。


冥界にやってきたハンナと出会い、アビス・ビアの効き目が切れてきてしまったことをボヤくと、彼女はレシピを聞いて作り方を把握。

そしてハンナの恰好を見て「はるか昔に似たようなヤツを見たことがある」と話し、魔女についての情報もいくらか持っていることが判明する。

そこでハンナは交渉を開始。ドーゲンスのためにビアを提供してあげる代わりに情報を教えてもらう、という形での契約が成立することとなった。

ドーゲンス自身の「契約者の考え方をより明晰にする」という力もあり、ハンナの研究はますます完成に近づいていくこととなる。


もとは原生生物のような抽象の姿だったが、ハンナと共にいるうちに影響を受け、異星人の作ったカカシのような具体の姿に変化してきた。


・戦闘スタイル

本人も撃ち出す弾もフラフラと不規則に動く(当人は無自覚)が、逆にそれが敵にとって回避しづらい強力な攻撃となっている。

また、少しの間だけ敵を戦いに深く没頭させ、視野を狭くすることができる。

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