サバー
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タミムと行動を共にするシスター。考古学者。
もともと秀才として学界でも知られていたが、サバーの扱っていたテーマ「古代に存在していた破壊神」は難解かつにわかには信じがたい内容であったため、世間からは良い評価を得られずにいた。
焦りを感じていた彼女は、とある小さな村に伝わるわらべ歌の内容を信じて単身調査を決行。
古びた遺跡を見つけ、恐怖心により侵入は一時ためらったものの、「ここで確実な証拠を見つけないとずっと評価されないままだ」という名誉欲にかられて遺跡へ侵入。
その中でこれまでの調査資料を元に儀式を行い、封印されていた破壊神・タミムを復活させることに成功した。
そしてこれからはタミムの存在した証を全て書き連ね後世に残していこうと、新たな歴史の目撃者として彼についていくことを決心したのであった。
陽気な性格であり、何事もチャレンジ、細かいことはあまり気にしない性格。
ハンナよりは常識人寄りだがそれなりに頭のネジが外れているようで、アクシデントに対してもどちらかといえば恐れより好奇心が勝るタイプ。
頭の回転は速く、事態の把握なども素早くできるのだが、擬音語(オノマトペ)を多用する感覚的な話し方をするため他人にそれを伝えるのはあまり得意ではない。
服装は「せっかく神様についていくのだから、まずは外見からそれらしくしよう」ということで即興で仕立てたものらしい。
普通の考古学者のため戦闘力は持っていなかったが、タミムから「自分の身くらいは自分で守れ」ということで戦う力を授かっている。
調査の際にミイラに接する機会が多かったからか、包帯を操る術に長けているようだ。
・戦闘スタイル
タミムから与えられた包帯術をメインに使用。
もともと戦闘訓練は受けておらず、また他の面々が前線に出ていくタイプのため、そのサポートも兼ねて敵と離れて戦うのを好む。
・技
読み上げた古代文字が具現化して動き回る「トッターウォーク」、地面から複数のミイラを作り出して敵を襲わせる「マミーパルレイト」、包帯を鞭のように伸ばして敵を叩く「クロスキャプチャ」など。