ラミラ
35
剣士のような女性の姿をした、水の力を行使できる天神。
ニクラスから助力を頼まれ惑星ルーインを急襲した天神の一人。
不気味な風の音が鳴る「ソロー海岸」を制圧、外部からの侵入者がいないか警備を行っていた。
しかし部下にはあまり恵まれていないようで、配下のエンジェル達はバカンス気分で海を楽しんでいたらしい。
非常に生真面目、かつ感情を表に出せない性格。
セラフィーナに対する忠誠心はどの天神よりも高く、彼女のために剣を振るえる機会をこの上なく喜びとしている。
口数も少なく、その毅然とした態度は敵対した者にとっては脅威に映るだろう。
反面、褒められても素直に喜んだ仕草を見せられないといったことを時折悩んでいるようだ。
堅固な鎧に身を固めた姿は戦いの防具でもあるが、彼女自身のそういった心をも現わしているのかもしれない。
戦いの後、ヴァルに対してどうしても消えぬ疑問を問いかけた。
どうしてただの木刀が、セラフィーナから譲り受けた自身の剣よりも力を出せるのか?
そこでヴァルから”抗い続ける理由”を聞かされたラミラは、自分のセラフィーナに対する忠誠心にも勝る感情があったのかと衝撃を受ける。
天下無敵を目指す剣と、大切な存在を護る剣。
目指す方向は違えど「強くなりたい」という点は同じ。戦士として共に切磋琢磨し、高みを目指そうと二人は意気投合するのであった。
・戦闘スタイル
聖剣による斬撃。
水の力により相手の動きを抑え、戦場を制圧していく戦い方も織り交ぜる。
・技
高波のように瞬時に迫る一閃「カッティング・ウェイブ」、複数の泡を出して相手を包囲する「コンファイン・バブル」、上空に水を撃ち出して滝の如く激しく落とす「アクア・ウォール」など。
・必殺技
大きなサンゴを一刀両断し、その破片が周囲の敵を吹き飛ばす「サンゴ・スプラッシュ」。
・配下エンジェル
空中を漂いながら敵をモリで仕留める「ダイバーエンジェル」、迅速放水がモットーの消化担当「ファイアーマンエンジェル」、大気中を水の如く泳ぎ回る「スイムエンジェル」、攻防一体のウニスーツで体当たりを行う「ウニエンジェル」など。