いつものようにダメ元で修行をつけて欲しいと言うも、軽くあしらわれてしまった。いつまでも弱りままではいけない。ブランクだってある。少しでも力をつけて、せめて自分の身は自分で守れるようになりたい。いつまでもこのアジトで守られて生きているとは限らない。角都さんはリーダーに呼ばれて出て行ってしまった。
仕方なく日課をしようとした時、イタチさんに声をかけられた。
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愛し方が分からない