公開投稿
2025.03.20 21:02
SMバー体験記②
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長らく日があいてしまいましたが、初SMバーを体験した私の後日談です。
前回の体験記はこちら
刺激的な夜を過ごした私は、早速近場の友人たちにその体験を報告。興味を持ってくれた三人とともに再び遊びに行くことにしたのでした。
まずは0次回(?)として前回の体験で緊縛に興味を持った私、そして友人二人と緊縛講習へ足を踏み入れることに。
以前とは別のお店、それも講習会ということでドキドキしながら講習場所へ向かいます。
どういう雰囲気なのかも分からずオロオロする私をよそに、時間が近付くにつれ参加者が集まってきます。
普段バーとして営業しているお店の中でスペースを作り、円になって講師の方を囲みます。
私たち以外はずっと通われている常連さんばかりでしたが、皆さんとてもお優しく分からないことがあれば色々と教えてくださり和気あいあいといった雰囲気。
が、講習会が始まるとその空気は一変します。
一通りの説明と各個人の習得具合の確認から始まり、それぞれの力量に合わせて課題が伝えられます。まるで部活のような雰囲気です。
私たちは初心者ということで結びの練習に打ち込みます。
これがとっても難しい!!!
何度か縄を巻いた後、結び目を作るのですが私にはかなり複雑で覚えるまでに一苦労。
そして何より最初の縄を結ぶ段階で全ての縄の長さ、張り(テンションと言うそうです)を合わせなければならず、それを保ったまま複雑な結びを行う。非常に神経を使う作業です。
段々と慣れてきたら今度は時間を計ります。制限時間までに綺麗に結べたら合格です。
焦ればテンションがずれ、テンションを気にすれば時間は過ぎる……合格、とはいきませんでしたが不器用な私からすれば成長は出来たかな? という結果でした。
同行友人の一人はささっと習得していました。凄い。
その後はお試しということで実際に友人たちとお互いに交代しながら後手縛りをしてみることに。注意事項をひとつひとつ確認しながらの作業、そして他人の身体を預かる恐怖を感じながら手を進めます。当然ですが、先ほど覚えたことに加えて手や腕の位置や向きにも気を配らなければなりません。もう、完敗でした……。
自分が受け手の時は何とも思わないのですが、縛り手をやるとなるととにかく怖い。
相手は痛くないだろうか、引っ張りすぎ?などの考えが常に付きまといます。知ってはいたのですが、縛り手には向いていないようです。
(ちなみに身体が死ぬほど硬いので受け手にも向いていません😂)
ということで、結びの練習自体は難しいながらも楽しく進めることは出来ましたが、緊縛の難易度や心構えについて圧倒される結果となりました。
ちなみに常連さんたちは近々初めてのショーを控えている縛り手さん、とある作品に出られている受け手さんなどもいらっしゃり間近で練習を拝見出来てとても良い体験でした。
驚いたのは受け手で来られた方が、来て早々Tシャツ1枚(下着は着用していますが)になった時でしょうか。縛るには相手の体に合わせて位置などを決める必要があり、分かりやすくするためだと思いますが、始まる前から一気に非日常空間に引き込まれます。
流れや結び方、教え方などは流派や教室によって異なると思いますのであくまで参考程度でお願いします🙏
さて、濃密な0次回を終えた私たちは移動。もう一人と合流して別のお店へ向かいます。合流後に決めたのですが、前回伺ったA店へ再びお邪魔しました。
当日は年の瀬の迫る年内最終営業日ということで常連さんらしき方で賑わっています。
前回いらっしゃらなかったオーナーさん(縛り手の男性)もいて、少しお話出来たのも楽しかったです。
並んで座った女4人に、女王様たちはとても優しく楽しく接客して下さいました!
SMのお話を聞いたり、オタ話をしたりしつつ……色んな道具についても説明して頂いたり触れさせて貰ったり出来ました。
そしてちょっと気になっていた鞭打たれ体験もしてきました!初心者向けのマイルド鞭を使って頂いたのですが「自分まだまだいけます!」くらいの痛さ。もう1つ段階を上げたあと、痛いやつと持ってこられた鞭を日和ってパスしたことを未だに後悔。
しかし何より、友人たちに顔を向けて四つん這いになるのが恥ずかしかったです😂
おしり向けるのも恥ずかしいのでそれよりはいいのですが……(笑)
そして本当に色々ありつつ(説明が長くなるので省略)、途中!なんと間近で吊りを拝見することが出来ました。
縛り手であるオーナーさんと、受け手に慣れていらっしゃる女性のお客様。凄い速さでみるみる間に縛られて、吊るされていきます。
ここに来る前に結ぶだけでも悪戦苦闘した私含む3人、その凄さにただただ見守るばかりでした。
吊り上げたあともどんどん変わる体勢。最終的には逆さまになり、感動とともにハラハラもしてしまいます。そしてそのまま鞭を持ってこられて……(ご想像にお任せします)
最終営業日(と色々あった関係)からか、大サービスのパフォーマンスだったと思います。通っても毎回見れるものではないというのはひしひしと感じましたので、この日に行って本当に良かったです。
そしてしっかりと楽しんだ私たちは慌てて駅へと向かうのでした。
【総括】
今回、前回の体験から楽しかった~の勢いで色々と挑戦してきました。長くなるので割愛している部分も多いのですが、少しでも読んでいる方の参考になれば幸いです。
しかしこの日体験して感じたことはまさに「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」ということで、この非日常な世界に自らの身を置きすぎるのは危険かもとも思いました。
(あくまで私個人が感じたことであり、その世界に身を置く方を否定・批判する意図はありません)
たまにバーに通うくらいであれば特に問題ないかと思いますが、深入りする際にはそれなりの覚悟が必要になってくると感じたからです。
非日常というのはとても楽しくもありましたが、近付き過ぎるとそれが非日常では無くなる時がいつか来ます。そうなった時、自分が今の自分を保てるでしょうか。
例えばですが受け手の世界に魅入られた場合、衆人観衆の前で肌を晒すことになるかもしれません。今の自分が、それを許容できるだろうかというニュアンスです。これは一例であり、緊縛にも種類があるので他人に見せることを目的としているものもあれば恋人同士だけで楽しむものもあります。
私は基本的に恋人同士のSMプレイについての取材として伺いましたので、適度な距離を保ちつつまた足を運んでみようと思います。
いつかこの体験を活かせる機会が、また訪れるといいのですが。
おわり