事務局レビュー

仕事の終わりに棕櫚が行った行きつけの中華料理店での一幕。

無邪気に懐く花梨と彼女の態度に少し戸惑う棕櫚のやり取りが微笑ましいです。

棕櫚には彼女の優しさを素直に受け止められない理由があるようで…。

生きている世界が違う二人はそれぞれ何を思っているのでしょうか。

夕暮れ時にゆっくり読みたい作品です。

事務局レビュー

人間らしい振る舞いを知らず、向けられる笑顔に憧れる砂の男・ダストと表情がコロコロ変わる流れ者の男・エドウィン。

対照的な二人が出会い、旅をする中で生まれる感情の描き方に思わず惹きこまれてしまいました。

しかし、砂の男が人の姿を保つためにはあるものが不可欠で…。

美しく哀しい化物と流れ者の男の運命に注目です！

事務局レビュー

巫女である御巫(みかなぎ)が主である神獣に初めて謁見するところから物語は始まります。

気持ち悪い外見のはずの神獣のオオゲジサマも、読み進めていくにつれ可愛らしいように感じてしまう不思議な魅力な魅力があり、御巫とのコミカルなやり取りにはほっこりする場面も…。

個性豊かな人物たちとともに描かれる神獣と巫女の少女の旅路を最後までご覧ください！

事務局レビュー

元恋人を探してほしいとの依頼を受けた清子は、居場所を探るべく調査を開始します。

調査を進めるにつれ、ある人物が怪しいことが判明し…。

登場人物全員がなんとなく怪しい雰囲気を纏っており、誰を信じればいいんだろう…と疑心暗鬼になりました。

探偵のアングラな部分も描かれており、少しずつ事件の全容が明らかになっていく様子にハラハラドキドキすること間違いなしです。

嘘をついているのは誰なのか、清子が目にする衝撃の事実とは…！

最後まで目が離せません！

事務局レビュー

マナブや周囲の人間と関わることによってインテリタスが人間の感情を知っていくように、彼女の変化を楽しめる作品です。

人ならざるインテリタスとマナブ。

お互い、人間の見た目とそうではない本質を持っているからそこ感じるものがあるのかもしれません。

幻想的な雰囲気を持った文章が登場人物と彼らを取り巻く日常を美しく描いています。