表現の自由を守る会

日本が誇る、漫画、アニメ、ゲームといった文化を守っていくため『表現の自由』を守りたい!


まず、『表現』について書きます。

あなたの日常で想像しながら読んでみてください。


嬉しい気持ちや楽しいという溢れる気持ちを表すときに、わたしたちはSNSやメッセージなど誰かに話したい思ったり『シェアしたい!』と思ったことがあると思います。電話でも直接会ったときでも「話を聴いてもらいたい!」と思ったこともあるはずです。

その日の出来事を日記に書く。いい気分だから歌いたい。好きな人に「好き」って伝えたい。テレビやYouTubeでかわいい動物を見て「かわいい!」とつい笑顔になってしまう。芸人さんのネタが面白くて声を上げて笑ってしまった。


日常のさまざまな場面も『表現』といえます。

それはなぜかというと、人間は『表現したい!』と思っている生き物だから。


なので絵を描く人にも同じことが言えます。

遊んだゲームが面白かった、またはアニメや映画を観て感動してこの溢れる気持ちをどうにかしたい。誰かとこの感動を共有したいからファンアートを描いて共有する。

※ファンアート(二次創作)はそもそもグレーゾーンだったり、著作権元から黙認され見逃されている状態です。現在は、作品によりますが二次創作ガイドラインが設けられている場合があるので比較的にファンアートが描きやすくなりました。ファンアート(二次創作)に対して厳しいところもありますので一度調べてみることをオススメします。

このページでは『表現』について書きたいので、話が逸れそうなので端折ります。

真っ白な紙に色鉛筆やクレヨンで思いのまま描きたい。今の気持ちを絵に表したい。自分のオリジナルイラストや漫画をたくさんの人に見てもらいたい。この渾身のキャラクターデザインを見て欲しい!など。


表情、話、歌、楽器、ダンス、ボディパーカッション、文章、絵、物作りなど『表現』というのはさまざまです。

だから『規制』されると辛く感じるんだなと思います。


私も絵を描くことが好きなので、そのときの溢れる気持ちを絵に表したりします。なので、日常では『絵』で表現することが多いです。

『表現』を規制されるのは、自分の想いや存在を否定された気持ちになってモヤモヤします。自分の『絵』という表現を否定されて辛い思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


有害図書または不健全図書の件もありますし、ただ規制すればいいのではなく豊かな表現を守っていくにはどうすればよいかを考えるべきだと思います。

私自身も、どうするべきかと考え悶々している日々です。


でも、この『表現』には注意すべき点があります。

表現の『自由』といっているわけですから、自分の自由な表現は誰かの不自由な表現だということ。

自分が好きな表現は、誰かの苦手な表現でもあるということです。


イラストコミュニティサイトやSNSにはミュートやブロック機能があります。自分の好きではないジャンルや表現を除外し、嫌な気持ちになる機会を減らすことができる便利な機能ですね。

ですが、100%苦手な表現は除外できません。SNSでフォローした人が、突然苦手な表現をすることもあります。日常でもありますよね。



例えば、あなたが晴れの日に外を歩いていたとします。

目的地に着くまでにいろいろ考えたりするかもしれません。コンビニだったら何買おうかな〜とか。

しばらく歩いていると、突然虫が飛びついてきた。外なのでありえない話ではありません。虫だって自然に生きる生き物。虫にとっては、飛んだ先に人間が偶然歩いていただけの話です。

しかしこの現状、虫が苦手な人だったらパニックです。



この例え話で言いたいことは、苦手な表現という不自由は不意にやってくるということです。

そのことをまず頭にいれて頂きたいです。


「この表現やジャンルが嫌」とおっしゃる方もおられますが、人それぞれ好みがあり意見があるのは当然なので否定はしません。

でも、その発言で誰かを不快にしていることを自覚し誰かに嫌われる覚悟をお持ちなのだろうと思います。そこを踏まえた上で責任を持って発言されていたらご立派ですよ。


そもそも、わざわざ嫌いな表現をお互いに否定したり言い争ったりしなくても、そんなに言い争ってる時間があるなら好みの合った仲間と親睦深めればよいのにって思います。

時間は有限です。時間=命です。

あなたの時間、頭の中、心を自分の好きなもので満たす方が幸せだと思いませんか?

これから、命の時間をどう使うかを意識してみてください。


イラスト界隈や、漫画やアニメまたはゲーム作品のファン界隈に『地雷』って表現があります。

よくSNSとかで見かける表現です。その名の通り、踏んで爆発する様を例えて使われている様です。「うわ、見たくない表現見た!地雷だ!」みたいな感じです。

私はそもそも地雷という考え方がなく「色んな好みの表現があっていいね!」としか思っておりません。


公式ではありえないキャラの組み合わせ(主にカップリングとよばれるもの)、モンスターを擬人化させるのが地雷と表明している方を見かけたことがあります。

人それぞれ好みがありますし理解はできます。

では、なぜそういうことをわざわざ表明するのか。それは、自分の好きではない表現を見ないための防衛だと思われます。

予め知っておくと「お互い嫌な思いをしなくていいよね」という気遣いですね。




「私はこの表現は苦手だけど、人によっては好きな表現なんだ。多彩な表現が存在しているのは豊かでいいね」


いがみ合わず承認し合うような世界になったら、お互い穏やかにいられるというのが私の『表現の自由』という考え方です。

長々とここまで読んで頂きありがとうございます。

✦―――――✦✧✦―――――・

更新履歴

―――――・

⏏️2023/06/07

文の修正、内容の追加。