ほしあいのそら~『義孝集』より(平安・歴史創作)【完結】
三 訪ぬる人をただにあらせよ(5)
平安中期、顔にも才能にも恵まれ、出自もよろしくエリート街道まっしぐら、まさに白馬ならぬ牛車に乗った王子さまのような青年がいた……。
『源氏物語』の薫にも影響を与えたと見られ、百人一首でも「君がため惜しからざりし命さへ ながくもがなと思ひけるかな」で知られている藤原義孝の、秘めた恋の物語です。
藤原義孝は、大河出演中の藤原行成の父親に当たります。
【主な参考文献】
「藤原義孝と修理大夫惟正 : 『義孝集』読解考」(http://ci.nii.ac.jp/naid/120000878405)
「藤原義孝集注釈」(一)~(四)(http://ci.nii.ac.jp/naid/120002225858)
※同人誌として発行したもののWeb再録です。再録に当たり加筆修正しています。
表示設定
0
117