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2024.01.01 01:24

出張編集部に行ったはなし:3

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※文字書きの方で、東京コミティアの出張編集部が気になってる方がいるかと思ったので、OFUSEの記事をこちらにも転載します。

 今回は2023年12月9日の記事です。



先日、12月3日のコミティア146で、またしても出張編集部に行ってきました。

前回までのお話は以下のリンクからどうぞですよ。




前回はアドバイスを求めて出張編集部に行ってきました。

なぜ掲載を目指してではなくアドバイスなのかというと、現在ノベル大賞の投稿作品を執筆中で、その作品をよりブラッシュアップしたいので、アドバイスをもらいに行った感じですね。


今回、小説を持ち込める編集部は2件あったので両方行くつもりだったのですが、1件目で濃いアドバイスをいただけたのと、途中で開場してしまったので1件だけ当たった形です。

今回は、あらかじめどんなところのアドバイスが欲しいのかをメモで用意していって、それに加えて気になる部分があったら指摘してもらうという形で持ち込みました。

もうね、今回はほんとにガチなので。


そんなわけで、ノベル大賞投稿用作品だという旨を伝えたところ、かなりじっくり読み込んで、丁寧にアドバイスをしていただけました。

今回ちょっとアドバイスの内容を全部は書けないのですが、

(今書いているお話の内容に抵触する部分が多いので)

こんな感じのアドバイスをいただきました。


・1ページ目から異世界感を出す

・なんの話かを早めに出す

・会話を増やす

・場面転換の所に風景、場所の描写を入れる

・謎(目的)を早めに出す

・季節感を入れた方がいい

・象徴的なモチーフを入れる

・色、形、音に物事を結びつける


といった感じですね。

これ以外にも具体的なアドバイスをいただいているのですがそのあたりはほんとうに内容に触れてしまうので伏せさせていただきます。


上記に挙げたアドバイスは、大体どんな話でも応用の利くアドバイスかと思いますので、公開してもいいかなーと。


ただ、「会話を増やす」に関していうと、私は地の文がハチャメチャ多く会話文が少ないので、感情移入しやすくするのと、キャラクターイメージをつかみやすくするためにもっと増やした方がいいよ。ということで受けたアドバイスですので、会話文が元々多めの人は気にしなくていいやつですね。


今回アドバイスをくださった編集さんは、普段はマンガを担当しているとのことだったのですが、丁寧に読み込んでアドバイスしていただけてありがたいです。

マンガ編集さん視点でのアドバイスもすごく参考になりますね。やっぱりこう、映像的な演出とか、そういったものは自分ではイメージしにくいもので。


コミティア146では、小説の出版をしている編集部は来ていなかったのですが、アドバイスをもらえるのは助かるので、よりレベルアップしたい人は、ぜひ出張編集部に行ってみて欲しいです。



ちなみに、コミティアに来る出張編集部で小説を見てくれるところがあるのは、今のところ東京コミティアだけっぽいです。

それがちょっとハードル高いかなー?


あと、どの出張編集部がどの媒体の原稿を受け付けているかはティアズマガジンの出張編集部紹介のページに書かれていますので(編集部紹介の所に併記されています)要チェックです。

小説を見てくれる編集部が来るかどうか事前に知りたい方は、コミティア公式サイトの出張編集部の紹介ページを、開催1週間くらい前にチェックすれば、どの媒体の原稿を受け付けてくれるか編集部一覧に併記してくれています。

エントリーシートもあらかじめ記入しておくとスムーズなので、事前チェック、おすすめです。


当日駆け込みでも行けますので、みんなこわがらずに出張編集部、行ってみよう!


出張編集部でのあれこれを、ツイキャスでも話してますので、気になる方はツイキャスのアーカイブも見てね。